私はYouTubeにデグーとチンチラの動画を投稿しています。デグーとチンチラを映しながらのYouTubeLiveもしています。
今回、ハゲが見つかったのはデグーのバフくん。YouTubeLIVEで配信を終わろうとして、出演アニマル紹介をしていた時でした。
砂浴びケースの中で、オーカーがバフの毛づくろいをしていました。気持ちよさそうに首を伸ばした時、大きく白くなっています。よくみると、禿げているのです。
バフの円形脱毛が見つかったシーン(2023年3月3日のYouTubeLIVEから)
最初の受診
バフにとって、おそらく初めて、兄弟たちから離れて、一人で過ごす時間だったのではないでしょうか。
自分だけキャリーにいれられて、何が起こったのかとうろうろしていました。
動物病院では、そんなに待たずに受信できました。はじめての受診だったので、健康診断もしてもらいました。そして、左首の円形脱毛の部分を見てもらいました。
真菌であろうということで、培養検査に、はげたまわりの毛を採取しました。結果が出るまでに2週間ほどかかるということでした。
結果が出るまでは、薬も出せないということだったので、診察のみでこの日は帰りました。
この時に、他の2匹も連れていけばよかったと思いました。
うつっているかもしれないので、いっしょに見てもらったらよかったのです。
真菌ならば、他のデグーにも、人にも、チンチラにも、感染するということで、感染しないように、バフのお世話は最後に、と言われました。
バフを隔離する
獣医さんからは、オーカーとシャモアや、チンチラ達にうつらないようにということで、バフを隔離することを勧められました。
とりあえず、ケージがないので通販で注文して、翌日には到着するように手配しました。今日はどうするか・・・。押入れを捜索したら、空の衣装ケースが見つかりました。
その中にとりあえずのセットをいれて、一晩、バフにはすごしてもらいました。何が起きたのわからないデグー達はお互いに呼び合っては、ピピピピと話をしているようでした。
バフにとって、たぶん、生れてはじめての一人暮らし。もし真菌ならば、1か月くらいはこの状態が続きます。ストレスにならないか、心配です。
衣装ケースの仮のバフの家の様子はこちらの動画を見てくださいね。
衣装ケースに用意したのは以下の通りです。
- ホイール
- 砂を入れたチンチラが使っていた壺
- 以前3匹で使っていた手編みの袋の家
- 水のみ
- ペレット入れ
- チモシー入れ
- 床材用の牧草
- いつも遊んでいるおもちゃ
翌日新しいケージが届いて、新居完成
引っ越してなじんだのに、また引っ越し。バフのストレスにならないか心配でした。
真菌であった場合、菌の飛散防止のために、ケージのカバーも購入しました。
ケージを用意して、セットして、バフをいれてみると、すんなりなじんだように見えます。お気に入りのおもちゃですぐに遊び始めました。
今回購入したケージはこちらです。
2度目の受診
2週間後に行く予定でしたが、2日後、バフのはげた部分が広がってきていました。心配だったので、病院へ電話をすると、診察しないとわからない、ということで、急いで病院へ連れて行きました。
バフだけで1つのキャリーに、シャモア・オーカーは2匹一緒のキャリーにいれました。
培養の結果は、真菌なら赤くなるそうです。しかし、バフの培養はまだ、色が変わっていませんでした。
2日では結果は出ないとのことでしたが、2週間後にはひどくなっているかもしれないので、とりあえず、2週間分の抗真菌薬を出してもらえました。
バフには、1日2回3滴をペレットにたらして、投薬しています。1本に1滴です。
オーカー、シャモアは、いまのところ、円形脱毛はありませんでした。ついでに、健康診断をしてもらいました。腸の動きもよく、白内障もなく、健康ということでした。
真菌症とは
真菌症とは、カビの一種の真菌(皮膚糸状菌)に感染しておきる皮膚病です。円形脱毛になる場合が多く、かゆみは軽いということでした。
チンチラ・人間にも感染します。今回、私の手に感染してしまったので、お世話するときは綿手袋の上にゴム手袋をしてお世話するようにしました。
真菌は体調が悪くなると再発の恐れもあるそうです。
以前、チンチラのフレイアが感染したことがありました。その時のお話はこちらにまとめてあります。
うつらないための対策
- ケージを分ける。(カバーをして、入り口をほかのケージに向けない)
- 清潔にする(砂浴びの砂・床材は毎日交換する。)
- お世話の後の手洗いはしっかりと。
- バフに触れた手で他の子に触れない。(手を洗ってから、触れる)
- 多頭買いの場合は、一緒に遊ばせない。
デグーはさみしがり屋
デグーは社会性のある動物と言われています。バフは生まれて初めての一人暮らしなので、気になって、のぞきに行っては、肩に乗せていました。
もともと、3匹のデグーの中で、私に一番慣れているのがバフでした。腕をケージの前に出すと、すぐに乗ってくるようになっていました。
パソコン作業中にバフはパーカーのフードの中で眠ってしまったこともありました。フードに入っているバフはこちらです。
2週間後の検査結果は真菌と判明
2週間後、検査結果を電話で動物病院に確認しました。真菌だということだったので、処方された薬がまだ残っていたので、そのまま飲ませることになりました。
薬がなくなったら、一度受診するということになりました。
投薬開始から1か月後、毛も生えそろってきました
まだ薬が少し残っていましたが、1カ月たったので、バフを病院へ連れて行きました。
毛も生えそろっているということで、大丈夫でしょうということでした。ただ、真菌の場合、薬のやめ時が難しいそうで、先生もまよってるみたいでした。
2,3日分残っていた薬を飲ませ切っておわりにすることになりました。
家に帰ってから、早速3匹一緒にへやんぽしました。けんかしたら、バフの一人暮らしは継続しようと思っていました。
すぐに打ち解けて、3匹のケージにみんなでかえったので、部屋んぽは終わり、3兄弟仲良く一緒の生活が始まりました。
まとめ
こうして、無事に元気になったバフくん。他の子にもうつってなかったので、良かったなと思います。
・禿げたら、すぐ病院を受診しましょう。原因次第では多頭買いの場合、隔離しましょう。
・真菌が原因の場合は、約1カ月、隔離して、投薬でなおりました。
・触った後は、必ず、石鹸で手洗いしましょう。人間や他の動物にもうつります。
真菌は体調が悪くなると、再発の恐れがあるので、今後も気をつけてみまもっていきます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回、私自身、ひどい手荒れに悩まされました。市販薬を塗っていましたが、なかなかよくなりませんでした。
バフが真菌とわかってから、感染したのかもしれないと思って、皮膚科を受診したところ、真菌ではありませんでした。
原因はわかりませんが、塗り薬と保湿薬で今は治っています。人間もひどい手荒れの時は、すみやかに皮膚科を受診しましょう。
これからも、デグー達の健康に気をつけながら、お世話していきたいと思います。
チンチラも飼っています。チンチラの紹介はこちらです。
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