チンチラもてんかんになる!治らないけど、発作は投薬で抑えることができます。

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病気

チンチラママのフレイアがてんかんになってしまいました。フレイアの場合のてんかんについて、書いています。

てんかんはいろいろな症状が出るようですので、必ずしも、フレイアと同じ症状とは限りません。異常があったら、動物病院を受診してください。

てんかんという病気をご存じですか?人間の病気のてんかんは聞いたことありますか?チンチラのてんかんも同じです。

ただ、脳の検査をするには全身麻酔をする必要があり、体の小さいチンチラには、相当な負担になります。そのため、検査はしないで、たぶんてんかんでしょうから、薬を出します。となることが多いみたいです。

ちなみに、人間の場合のてんかんとは、【てんかんは、突然意識を失って反応がなくなるなどてんかん発作」を繰り返し起こす病気ですが、その原因や症状人により様々で、乳幼児から高齢者までどの年齢層でも発病する可能性があり、患者数も100人に1人、誰もがかかる可能性あるありふれた病気】(「てんかん|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省」より引用)だそうです。

まずは、我が家のチンチラ3匹をご紹介します。てんかんになってしまったのは、フレイアです。

チンチラ3匹のご紹介

  • フレイア(ママ)
  • 種類:スタンダードグレー
  • 2017年1月生まれ
  • 今回てんかんと診断されました。

  • ロキ(パパ)
  • 種類:シナモン
  • 2015年9月生まれ
  • とっても優しいパパ

  • マーニー(娘)
  • 種類:シナモン
  • 2021年10月18日生まれ
  • とっても元気なおてんば娘

初めてのてんかん発作

2022年4月30日の夜。ツイキャスでLIVE配信をしていました。いつもの通りに3匹のチンチラ達は元気にへやんぽしていました。

チンチラ達の夜のへやんぽの様子を、スマホのカメラで追いかけながら、視聴者の方からのコメントでおしゃべりをするというLIVE配信をしていました。

ケージの中の2階のお部屋の床下から、フレイアの頭がおちてきていました。遊んでいるのかと思って、「フレイアったらも~」っと、言いながら、ちょんちょん触ってみました。

無反応でした。驚きました。こんなこと、はじめてです。

そして、フレイアは床に落ちてきたのでした。いそいで配信を切ると、フレイアを抱き上げました。息はしています。ちょっとホッとして、熱中症かとおもって、扇風機の風を当てて、冷やしながら、なでているしかありませんでした。

時間は夜の0時ちかく。かかりつけの動物病院には留守番電話で、連絡が取れません。ネットで夜間診療をしている動物病院をしらべて、電話してみました。「犬猫の動物病院なので、来ていただいても、正確な診療はできないかもしれません。それでもよかれば、診察します。」と言っていただけました。

とりあえず、「行くときはもう一度電話します。」といって電話を切りました。この子を長距離、動かしても大丈夫なのかという不安がよぎりました。

そこへ行くまでに1時間ほどかかります。どうしようかと、迷っているうちに、何事もなかったかのように、フレイアは元気になりました。そして、2時間後には、ペレットを食べ、走り回り、砂浴びするまでに回復しました。

大丈夫そうだったので、その日は、病院へは連れていきませんでした。

動物病院で、てんかん発作と診断

病院に向かう車内での様子

車にも慣れてきたのか、車内でペレットやゼリーを食べています。

翌日、かかりつけの病院へ連れて行きました。配信中だったので、その時の様子が動画に残っており、それをコピーして、タブレットに入れて、獣医さんにみてもらいました。

その動画を見て、獣医さんには「てんかんだね。てんかんの発作だね。」と言われました。前日にも、同様の動画をもって受診された方が見えたそうで、同じ症状だったそうです。

てんかんだけでなく、病気になった時、動画を撮って、動物病院で見せると伝わりやすくておすすめです。

動物病院でも、動画が撮れたら持ってくるように言われました。スマホの画像で充分だと思いますので、なにか異常があって病院にかかる時は、動画を撮っていくのがおすすめです。

てんかんの発作は、ストレスや、刺激の強いようなことがあると、出やすいのだそうです。

何があっただろう?と今でも、ずっと考えていますが、今のところ、わかりません。発作が出る前の様子もチェックしてみるのですが、わからないのです。

てんかんという病気は、治らないと言われました。しかし、薬でてんかん発作を抑えることができるということでした。

なので、お薬をもらって、1日2回、投薬を始めました。

まずは、1週間投薬して様子を見ることになりました。

フレイアには、以前、他の病気をしたときに、薬を飲ませていました。なので、すんなり薬を飲んでくれる方だと思います。

粉薬の飲ませ方 2種類

フレイアの場合、ゼリーを食べているので、最初はゼリーに混ぜていました。ゼリーに混ぜてもすんなりと食べてくれていました。

動画内で食べているゼリーはこちらです。ゼリーの半分に薬を混ぜています。フレイアは半分くらい食べると、食べるのをやめて、遊び始めます。遊び終わってから、残りの半分を食べます。


しかし、1週間くらいして、薬入りゼリーを食べなくなりました。薬なしだと食べるのです。
そこで、病院で教わった通り、水に溶かして、シリンジにいれて、口に差し込んで飲ませるようにしました。

フレイアはなかなか自分から、抱っこにきてくれないので、抱っこするまでがちょっ大変です。抱っこしてしまえば、おとなしく薬を飲んでくれるのですが。

注射器で飲ませる様子はこちらの動画を見てください。

チンチラは大量に水を飲む動物ではないので、できるだけ少ない水に薬を溶かすほうがいいと思います。1mlでも、飲ませるのが大変だなと思ってしまいます。

フレイアの発作の記録

以下はフレイアの発作のおきた日付と、始まった時間~元気になった時間です。

  1. 4月30日 22時半発作~0時半 
    5月1日 病院へ行き、てんかんと診断、投薬開始
  2. 5月4日 時間の記録してなくて、不明
  3. 5月8日 16時ケージに倒れているのを発見。17時半
    5月15日 病院へ行き、薬をもらう。
  4. 5月24日 12時~13時
  5. 5月31日 13時倒れているのを発見~14時
  6. 6月4日  0時 お部屋から落ちそうになっていた~1時
  7. 6月5日  0時~1時  
    6月5日 朝、病院へ行き、薬の量を2倍にして様子を見ることになる。
  8. 6月11日 7時ケージ内で倒れている~8時 
    6月12日 午前中に病院へ行く。3週間、今の投薬量で様子を見ることになる。
  9. 6月12日 22時15分お部屋の中で動けなくなっていた~23時20分
  10. 6月19日 20時~21時入り口横のステップから落ちる。
  11. 6月24日 16時50分~17時10分砂の中でぐるぐる大暴れしてぐったり。
         この後眠って、17時半に目が覚めた。
  12. 7月8日 16時20分から16時25分 すぐに気づいて起きて元気になる。
  13. 9月1日 熱中症になってしまった。熱中症については、別で書きます。この時、発作も併発。
    9月2日 病院へ行って点滴(熱中症のケアの点滴)
  14. 9月8日 15時19分発作でケージ内を暴れだす。ケージの前にいたのですぐ抱きしめて、
        暴れないようにする。1分でおさまり、普通に戻った。
        (原因)前日のベットの搬入によるストレスか?

もしかしたら、おへやの中で動けずに、じっとしていて、眠っていると思って気づかないでいることがあるのかもしれません。

WEBカメラでフレイアの様子を撮影するようにしています。なので、フレイアの様子がおかしくなった時間を、後でWEBカメラで確認するようにしています。

発作が起きる前のきっかけがないかと、WABカメラを確認したり、フレイアの様子を見ているのですが、今のところ何もきっかけがわからずにいます。

フレイアの場合のてんかんの症状

床に大きな穴が開いているロキのお部屋。

ここで気を失うと落ちてきてしまいます。

あくまでも、フレイアの場合です。症状は個体差があります。それをふまえて、読んでください。

フレイアの場合は、急に動けなくなります。お部屋の中にいて、声をかけても、触っても、無反応になります。普通の場合、触ると、動いたり、鳴いたり、なにか、必ず、反応します。

動けなくなるのです。動けなくなっても、なんとか動こうとして、ケージの中のお部屋の中から、出ようとして、顔だけ何とか出して、うごけなくなってしまっていたこともありました。

お部屋から落ちてしまったこともありました。

トイレの上でうずくまって、動けなくなっていたこともありました。

マーニーが鼻でツンツンしても、無反応なので、マーニーが鳴いておしえてくれたこともありました。

てんかんの症状として、獣医さんから聞いたのは、無意識で暴れることがあるとのことでした。

無意識で夜中に暴れてしまい、朝見たら、けがをしていたということもあったそうです。なので、できでば、1階だけで、高さを作らないほうがいいというお話でした。

フレイアはいまのところ、暴れたことは1度もありません。ただ、ただ、固まって、動けなくなってしまうのです。

本当に、薬でおさえることができるのだろうかと不安に思っていた時、チンチラの配信仲間の方が、「友達のチンチラちゃんがてんかんになった子がいて、今は1年に1~2回なるだけだよっていってたよ。」と教えてくれました。

薬の量がちゃんと合うようになれば、発作をおさえることができるのでしょう。今のフレイアの発作の回数は多いということがわかりました。

基準がわからないから、こういうものなのかと思っていましたし、薬でどのくらい押さえられるものなのかと疑問でした。

でも、実際に薬で今よりはるかに少ない回数で抑えられるとわかって、霧の中に光がさしたという感じです。

もしかしたら・・・原因はエアコン?

もしかしたら、という原因が見つかりました。

てんかんの発作が出る直前に、フレイアとマーニーを別々のケージにしました。これは、二匹が時々けんかのように、ぎゃんぎゃんと鳴くので、けがをする前に分けたほうがいいのではないかという判断でした。

そして、問題はフレイアのケージの場所です。フレイアのケージは一番外に近い場所。壁一枚向こうにエアコンの室外機がありました。実はこのエアコンの室外機が時々大きな音を立ててたのです。

私はバイクが通る音だとずっと思っていました。それくらい大きな音だったのです。夫と話しているときに、夫がこれはエアコンの室外機の音だと教えてくれました。

毎日というわけではありません。時々、室外機から大きな音がでるのです。毎回ではないのですが、音がするとてんかん発作が出るようなのでした。

すぐに修理を頼みました。そして、修理が完了したのは6月14日。その日以降、だんだんとてんかん発作の回数がへっています。そして、てんかん発作も軽くなってきています。

薬の分量があってきたということもあるのでしょう。8月はてんかん発作は出ませんでした。

今後の状況もつづけて書いていきます。

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2023年6月19日フレイアは虹の橋を渡りました。治らない病気、てんかん。フレイアの発作は2022年9月8日が最後でした。その後、虹の橋を渡るまでの9カ月間は発作は起こりませんでした。薬が適量だったのだと思います。

てんかんになったからと、あきらめないでください。お薬を飲ませ続けることで抑えることができるかもしれません。まず、病院へ行って、獣医さんに相談してください。

皆様とチンチラちゃんにハッピーライフがつづきますように。

この記事が、誰かのお役に立てたらうれしいです。

2023年6月19日フレイアは虹の橋を渡りました。不正咬合が原因で、歯茎が弱り、炎症していました。誤嚥につながり、気管支炎と肺炎になってしまいました。

病院へ行き、薬を飲ませていましたが、気づくのが遅かったのかもしれません。

不正咬合に関する記事はこちらです。

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