チンチラの病気~不正咬合の前兆と治療方法。なかなか治らなくて、現在も治療中

病気

チンチラはペットの中でも、病気になりにくいと言われています。

男の子のロキの方は、6歳になりましたが、まだ1度も病気にはなっていません。健康です。それくらい、チンチラは、病気になりにくい動物のようです。

そんなチンチラですが、「不正咬合」はかかりやすい病気らしいです。チンチラだけでなく、げっ歯類は良くかかる病気のようです。

今回「不正咬合(ふせいこうごう)」になったのは、女の子のフレイアです。フレイアは以前、目の周りの毛が抜けてしまい、赤くなってしまいました。

この時、初めて動物病院へ連れて行ったのです。健康診断に行ったことは一度もありませんでした。お薬を処方してもらい、投薬すること2週間ほどでこの時は治りました。

その時のお話は、こちらをご覧ください。

病気のお話をする前に、まずは、わが家のチンチラ達を紹介させてください。

チンチラ達の紹介

フレイア

不正咬合になったのはフレイアです。2022年3月現在も治療中です。不正咬合の状態で、出産、授乳、育児中です。

  • フレイア 
  • 2021年10月18日に長女マーニーを出産。
  • 名前は北欧神話の愛の女神フレイアからいただきました。
  • 2017年1月生まれ
  • お迎えしたのは2017年3月
  • 大声で鳴いて呼んでおいて、私は呼んでないわと知らんぷりする、ツンデレ娘です。

ロキ(ROKI)

  • ロキ 
  • パパ
  • 名前は北欧神話のいたずら好きのロキ神よりいただきました。
  • 2015年9月生まれ
  • お迎えしたのは2016年1月
  • 名前の通り、いたずらっ子です

マーニー

  • マーニー
  • ロキとフレイアの長女
  • 名前は北欧神話の月の神マーニーからいただきました。
  • 2021年10月18日生まれ
  • おてんば娘。
  • パワフル元気です。

「不正咬合(ふせいこうごう)」とは

不正咬合というのは、げっ歯類によくみられる病気で、歯のかみ合わせが悪くなる病気です。

チンチラのように、一生歯がのび続ける動物は、歯がのびないように、かたいものをかじって、歯の長さを自分で調整します。

それがうまくできなくなると、不正咬合になってしまいます。

フレイアの場合、木をかじらなくなっていました。今思えば、妊娠がきっかけだったのかもしれません。妊娠した時期と木をかじらなくなった時期がほぼ同じです。

ペレットも、小さくカットしたものばかりを選んで、食べるようになりました。その後、主食のチモシーをほとんど食べなくなってしまいました。そうなってから、病院へ連れて行きました。

もっと早く連れていくべきでした。

不正咬合の前兆

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異変 その1 おやつのリンゴ

はじめにおかしいなと思ったのは、時々、フレイアがおやつのリンゴを食べるときに、リンゴがのどにつっかえたようにしたときでした。

今考えると、しっかり噛んで、細かくなっていない状態で、飲み込もうとしたのでしょう。

それでも、最初は普通にチモシーは食べていましたし、アルファルファも食べていました。なので、どうしたのだろうかと、様子をみていました。

アルファルファは栄養化価が高いので、これを食べていたことで、フレイアは妊娠、出産を無事にすることができたのかもしれません。

異変 その2 ペレット

次の異変は、長さ2cmくらいのペレットをポイポイと外へ出すようになりました。よく見ていると、細かいペレットだけを食べています。

ためしに、すべてのペレットを半分くらいにカットしてあげてみました。すると、ポイポイしなくなり、ペレットを食べるようになりました。ペレットを食べているから大丈夫と思ってしまいました。

異変 その3 砂浴び

フレイアが砂浴びを頻繁にするようになりました。砂浴びの仕方も、それまでのように、くるりんと回転する砂浴びではなく、あごや目元を砂にこすりつけるような仕草をします。

不正咬合になると、よだれがでて、口元やあごの下の毛が濡れているようになり、よだれで固まってきます。涙もでるようになり、目が大きくなったように見えます。

よだれや涙が気持ち悪かったのでしょうか。毛を乾かしたくて、砂にこすりつけていたのでしょうか。

フレイアが砂浴びしている様子をYoutubeに投稿しています。回転する間に砂に顔をこすりつけています。

異変 その4 チモシー

最後の異変は、チモシーを食べる量が減り、ペレットもあまり食べなくなりました。目の周りの毛が抜けてきたようにも見えました。

こうして、以前のことがあったので、動物病院へ連れていくことにしたのです。もっと早く連れていけばよかったのですが。

結局、目の周りの毛が抜けたように見えていたのも、不正咬合が原因で、出てくる涙で、目の周りが濡れているだけで、抜けてはいないということでした。

病院での診察と処置

まず、動物病院では、チモシーを食べない、目の周りの毛が抜けている、という話をしました。

病院で獣医さんがフレイアの口の中を見ると、下の前歯が長く伸びていました。そこで、下の前歯は、受診したその日に獣医さんがニッパーのようなもので、カットしてくれました。

元通りにかたいものを食べるように慣れるまで、時間がかかるだろうといことでした。

しかしながら、2週間しても、チモシーを食べる様子がなく、食欲もおちているようでしたので、再び病院へ連れて行きました。

そこで、今度は、上の前歯がくるりと巻いてしまっていて、カットしない限りチモシーを噛んで食べることはできないだろうということでした。

下の歯の時と同様に、獣医さんがカットしようとしたのですが、歯に縦の亀裂が入ってしまいました。根元まで亀裂が入ってしまうと、歯がのびなくなってしまう可能性があります。この日は、歯を接着剤でくっつけて、後日、またカットすることになりました。

そうして、この3日後に、フレイアは出産したのでした。今思えば、妊娠で歯の質が弱くなっていたのかもしれません。

歯のカットができなかったこの頃から、水でふやかしたペレットをあげるようになりました。フレイアは食欲があるので、皿にいれて、食べやすいように山形に盛り付けてあげています。

結果的に、妊娠中に下の歯をカットしたのですが、よく無事に出産できたと、思います。フレイアには妊娠に気づけなくて、ほんとに、申し訳なかったと思ってます。

それくらい、チンチラの妊娠は見た目が変わらないということでもあります。今回、1匹だけだったことも、妊娠に気づかなかった原因かもしれません。

そして、フレイアが出産したため、授乳、育児に専念してもらったほうがよいという獣医さんの判断で、上の前歯のカットは1か月くらい先延ばしになりました。

不正咬合でも、出産・授乳

出産後、チンチラのママは胎盤を食べます。しかしながら、フレイアは不正咬合のため、胎盤を食べることができませんでした。

出産後、ずいぶんと痩せてしまいました。チモシーは食べないのですが、アルファルファの葉の部分を食べています。アルファルファは栄養価が高いので、産前産後のチンチラにあたえるとよいということです。

食事は水で柔らかくしたペレットとゼリーです。おやつもほとんどたべられません。時々、リンゴやドライレーズンを小さくカットしてあげると食べています。

不正咬合でも、フレイアは赤ちゃんのマーニーに母乳をあげていました。一生懸命に柔らかいペレットとゼリーを食べていました。粉末の乳酸菌とカルシウムを柔らかくしたペレットに混ぜ込んであげています。

チンチラは6~8週で離乳なので、それまで、フレイアはがんばって母乳をあげていました。離乳のころには、マーニーもしっかり自分でチモシーやアルファルファを食べるようになりました。

こちらは、生れた当日のフレイアとマーニの様子です。

かたいペレットも食べますが、フレイアが食べていたからか、柔らかいペレットも食べています。

柔らかいペレットの作り方

フレイアが食べている柔らかいペレットは、チンチラセレクションです。柔らかいペレットにして食べるのはこれです。他のペレットを柔らかくしても食べてくれません。


作り方は簡単で、チンチラセレクション(長いものだけで)25本~30本にたいして、水大さじ2杯をいれます。そのまま5~10分放置で完成です。

急ぐ時は600Wの電子レンジで10秒チンします。冷めてから与えます。

不正咬合だと、お皿の上に平らになったままでは、食べにくいようです。山形に盛り付けて与えています。最後はスプーンですくって口元に持っていくと食べてくれます。

上の前歯のカット

出産から3週間後、フレイアと赤ちゃんのマーニーの健康診断を兼ねて、動物病院を受診しました。フレイアはチモシーは食べていないものの、柔らかいペレットと、ゼリー、アルファルファを食べていたので、おなかの調子は良好ということでした。

赤ちゃんのマーニーも健康で、女の子でしょうということでした。

フレイアとマーニーは同じ部屋で寝ています。部屋んぽに出てくると、マーニーの背中がフレイアのよだれで濡れて固まっていることがあります。

なので、上の前歯も診ていただいて、カットすることになりました。この時は、看護師さんがフレイアを抱っこして、私がフレイアの口を開く係でした。

フレイアは両手で抵抗しますが、そこはしっかり持っていてもらって、私はしっかり口を開かせるように、押さえて持っていました。

歯医者さんで使っているような電動のカッターでカットしてもらいました。

治療中のフレイアの食事

先ほどご紹介した柔らかいペレットのほかに、フレイアが食べているものは、チンチラの食事プレミアム、グルメゼリー、アルファルファです。

おやつとして、ドライレーズン、クコの実、ヒマワリの種(皮なし)、かぼちゃの種(薄く半分にカット)を食べられるようになりました。

ペレット

治療中の現在、フレイアが食べているペレットはこちらです。粒が小さいので食べやすいみたいです。こちらを食べて満足すると、柔らかいペレットを食べないこともあります。


チンチラの食事プレミアムは、チンチラパパのロキも、赤ちゃんのマーニーも、よく食べます。今まで食べていたチンチラセレクションは食べなくなってしまいました。

ゼリー

フレイアは、毎日朝晩2回、1個づつ、こちらのゼリーも食べています。こちらもロキもマーニーも大好きで、1個の半分ずつあたえています。

フレイアは自分で半分ほど食べると、食べにくくなるようで、食べるのをやめてしまいます。残りの半分は、細かくして、スプーンですくってあげると、たべていt食べます。


アルファルファ

アルファルファはこちらになります。こちらも、ロキもマーニーも大好きで、よく食べます。栄養価が高いので与え過ぎには注意が必要です。


不正咬合は現在も治療中

不正咬合は現在も治療中です。少しづつ、かたいものを食べるようになってきましたが、まだ、木をかじる気にはならないようです。

また、動物病院を受診して、今後の経過を見ていきたいと思います。

上前歯カットから5か月後

小粒のかたいペレットだけを食べるようになっていたフレイアでしたが、チモシーもアルファルファも葉っぱは全く食べなくなりました。

よだれが増えてきて、おなかあたりまで濡れて、乾いて、かぴかぴになっています。大好きなドライレーズンもよく噛めなくなってきたように思います。

前回、前歯をカットしてから5カ月が過ぎていました。いつもの病院へ連れて行きました。ベビーのマーニーを一緒に健康診断に連れて行きました。

動物病院にて

朝、開院前に到着するように、フレイアとマーニーを別々のキャリーにいれて、出かけました。

日曜日でしたのでとても混んでいました。2時間半待っての診察でした。2匹とも、キャリーの中でおとなしく寝て待っていてくれました。

マーニーの健康診断

最初にマーニーの健康診断です。待機の間、マーニーは、ずっと眠っていました。

体重は600g。歯は、問題なしでした。脱毛もなく、問題なし。おなかの音も、問題なし。ペレットよりもチモシーをたくさん食べさせてください、といわれました。

これまで、フレイアと一緒のケージだったので、フレイアの分まで、ペレットを食べてしまっていました。チモシーをあまり食べていなかったので、体重が増えすぎてしまったみたいです。

これからはフレイアとは別ケージにして、ペレットが多すぎることのないように入れることができます。

フレイアの不正咬合

次はフレイアの番です。まずは、体重測定。500gでした。あら、また減っている。獣医さんからも、「体重が減っていますね。」と指摘を受けました。100g以上減っていたのです。

口の中を見ると、上下前歯が長すぎなので、カットすることになりました。処置室の方へ移動しました。

助手さんがフレイアをしっかり抱いて、もう一人の助手さんが、後ろ足をしっかり押さえます。私も口を開けているお手伝いをさせてもらいました。

高速回転する電動式の小さいカッターで、シュッシュッと、獣医さんはとても上手にカットしてくれました。麻酔をしないでカットしてもらえました。

診察室へ戻って、チモシーも、アルファルファも、全く食べなくなってしまったことを、告げると、ちょっと気になるところがあるからと、再度、口の中を見てくれまいした。

奥歯を見ると、下の奥歯がシャキーンととがっていました。これが原因で、チモシーを食べなかったようです。普通はとがっていないのだそうです。

そして、その場で、しっかり押さえて、舌や口の中を傷つけないように、口を固定して、ニッパーのようなはさみのような道具を使って、下の奥歯もカットしてもらいました。

チンチラの歯はウサギの歯よりもかたいのだそうです。ですから、切るのが大変だというお話でした。

こうして、無事に歯のカットが終わったフレイアでした。

「これで、チモシーも食べられるようになりますよ。」と獣医さんが言っていました。

ちゃんと、チモシーが食べられるようになるといいね、フレイア。マーニーとずっと一緒で、それがストレスだったのかもしれません。

これからも、注意してみていきたいと思います。

病院へ行って、待機中のチンチラの様子と帰ってきてからの様子です。

https://www.youtube.com/shorts/aOznng_V7IQ

歯をカットして4日目、チモシーを食べる

歯をカットしてからも、フレイアは、歯のカット前と同じように、柔らかいペレットとゼリーを食べていました。

チモシーを食べることを忘れてしまったのかと心配していました。

仲良し母娘ですが、食べる量がわかるように、マーニーとフレイアのケージも別々にしました。

そうして、歯をカットしてから4日目、フレイアがチモシーの前でモグモグしているのを見ました。その時の様子をYoutubeに投稿したので、そちらも見てください。

なつ恵のチンチラ🐭🐭🐭LOVEちゃんねるでは、毎日チンチラ達のかわいい動画を公開しています。ちょっとの時間にショート動画を、ゆったいタイムにはへやんぽの長い動画をご覧いただけます。

チモシーをちょっとづつかじっているフレイアですが、小粒の硬いペレットが主食になっています。まだまだ、柔らかいペレットやゼリーも食べています。

カジカジの練習にと思って、いろいろな種類の素材でできたカジカジボールをケージに入れていますが、いまのところ、かじった様子はありません。

これからも、様子を見て、完治できるようにお手伝いしていきたいと思います。

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